「ローズドラゴン」デッキの組み方・展開パターン(11月29日更新)
カマキリですか?はい、カマキリです。
超久しぶりの更新です。
これからは不定期でデッキ構築について載せたいなと思い……
もとからそうだったか
今回は先日デュエリストパックレジェンドデュエリスト編4で正式にカテゴリとなった【ローズドラゴン】について書いていこうと思います。(11月29日に展開パターンとおススメカードをいくつか追加しました!)
華麗なる決闘に凛とした風が舞う!!………ですって!!!
1.そもそもローズドラゴンって?
Vジャンプ(2018年12月号) 付属カードでカテゴリ化された「ローズ・ドラゴン」と名のついたモンスター群。
属するモンスターは全てドラゴン族で統一されており、いずれも植物族に関連する効果を持つ。(wikiより)
以前からブラックローズドラゴンとブルーローズドラゴンが存在していましたがテーマ化したのはホワイトローズドラゴンからです。
ブラックローズドラゴンを直接指定するカードとしてはブルーローズドラゴンや憎悪の棘などがありました。
月華竜ブラックローズは残念ながらローズドラゴンではありません。
2.個々の解説
デュエリストパック及びVジャンプで追加されたカードについて最初に紹介します。
・ホワイトローズドラゴン
効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1200/守1000
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにドラゴン族または植物族のチューナーが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分の手札・墓地から「ホワイトローズ・ドラゴン」以外の「ローズ・ドラゴン」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
(3):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキからレベル4以上の植物族モンスター1体を墓地へ送る。
このデッキの主役となるカードの1枚です。
(2)の効果で墓地のローズドラゴンを特殊召喚することができ、チューナーと一緒に手札に来ても(1)の効果で特殊召喚することが出来ます。引いて弱いことが無いので3枚確定です。(個人的な意見)
(3)はシンクロ素材にするとデッキからレベル4以上の植物族を1枚墓地へ送ることが出来ます。これで落とすおススメはにん人です。というかにん人以外いません。にん人を使った展開については後ろで書きます。
・レッドローズドラゴン
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/ドラゴン族/攻1000/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
手札・デッキから「レッドローズ・ドラゴン」以外の「ローズ・ドラゴン」モンスター1体を特殊召喚する。
このカードが「ブラック・ローズ・ドラゴン」または植物族SモンスターのS素材として墓地へ送られた場合には、
さらに「冷薔薇の抱香」または「漆黒の薔薇の開華」1枚をデッキから手札に加える事ができる。
色合いがブラックローズに近いこともあり(?)非常に重要なカードです。シンクロ素材になると「ホワイトローズドラゴン」か「ブルーローズドラゴン」を特殊召喚できます。さらに植物族か「ブラックローズドラゴン」の素材になると専用の魔法罠のいずれか1枚を手札に加えられます。
見て分かる通り「ホワイトローズドラゴン」と一緒に素材にすると爆アドです。
レベル3チューナーなので「水晶機巧ハリファイバー」の効果で特殊召喚することもできます。墓地効果なので問題なく効果が使えます。そのため2枚という人もいるようですが、できれば「ホワイトローズドラゴン」とセットで引きたいこともあり自分は3枚安定だと考えています。→やっぱり他の場合が弱いので2枚が良さそうです。
・ブルーローズドラゴン
効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1600/守1200
(1):フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地の、「ブラック・ローズ・ドラゴン」
または植物族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
新規カードではありませんがそこそこ重要なカードなので説明を入れておきます。
基本的には「レッドローズドラゴン」を素材に「ブラックローズドラゴン」をシンクロ召喚した際に、「レッドローズドラゴン」の効果で特殊召喚して「ブラックローズドラゴン」の破壊に巻き込む…という使い方になります。詳しくはあとで書きます。
・闇薔薇の妖精
効果モンスター
星2/闇属性/天使族/攻 800/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):チューナーが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードをデッキの一番上または一番下に戻す。
(1)の効果がチューナーの特殊召喚に反応して手札から特殊召喚する効果、(2)の効果が墓地からデッキに戻す効果です。
直接ローズドラゴンとは関係ない効果ですがローズドラゴンでは「手札から特殊召喚できるレベル2」というのがそこそこ重要なステータスとなります。そのため後半の効果を無視してでも採用できます。
後半の効果は「黒薔薇の魔女」の効果を意識している……ように見えますが全然相性よくないです。引いてもssできないですしおすし。「王宮の勅命」や「虚無空間」といったロックカードを採用する場合はそれの解除に使えそう。
・ガーデンローズメイデン
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/植物族/攻1600/守2400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「ブラック・ガーデン」1枚を選んで手札に加える。
(2):墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の、「ローズ・ドラゴン」モンスターまたはドラゴン族Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
①の効果が裁定がめんどくさいことでお馴染み「ブラックガーデン」を手札に加える効果、②の効果が墓地から除外してローズドラゴンかドラゴン族シンクロを蘇生する効果。
墓地からも回収できるので「ブラックガーデン」を素引きしてしまってもコストにしたり、先に蘇生効果まで使ってしまえば美味しく使えます。「ブラックガーデン」はターン1付いてないですし。
サーチした「ブラックガーデン」をそのまま発動して自身を破壊して1600のモンスターを蘇生することもできますが、基本的には自身をシンクロやリンク素材に使う→「ブラックガーデン」発動→(2)の効果でローズドラゴンを蘇生→出てきたトークンを破壊して何かを蘇生……という使い方が安定だと思います。
基本的には「PSYフレームロードΩ」などで使いまわすことも考え1枚でいいと思います。ここは人によって違う気もします。
・冷薔薇の抱香
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
そのモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
●植物族:このターンのエンドフェイズに、自分はデッキから2枚ドローし、
その後手札を1枚選んで捨てる。
●植物族以外:デッキからレベル4以下の植物族モンスター1体を手札に加える。
関係ないけど≪フローズンロアーズ≫ってルビすごくカッコよくないですか!?
場のモンスター1体と引き換えに下級植物族サーチか「Spエンジェルバトン」を使えます。
【ローズドラゴン】においては植物以外をリリースすることが多いので植物族サーチのカードと思っていいと思います。速攻魔法なのでサクリファイスエスケープにも使えます。ドローの場合はエンドフェイズに適用されるので注意!
エクストラモンスターゾーンを能動的に空けられるのでアロマセラフィジャスミンなどを作る時に便利です。
・漆黒の薔薇の開華
通常罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):お互いのフィールドゾーンのカード及び墓地のフィールド魔法カードの数まで、
自分・相手フィールドに「ローズ・トークン」(植物族・闇・星2・攻/守800)を守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの、
「ブラック・ローズ・ドラゴン」または植物族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードをデッキの一番下に戻す。
この効果で除外したモンスターは次のスタンバイフェイズにフィールドに戻る。
(1)の効果がトークンを自分か相手の場に複数体特殊召喚する効果、(2)の効果が墓地から除外して場のモンスターを一時的に除外する効果。
「ブラックガーデン」を多用する構築でもない限りは採用する必要は無いと思います。フィールドを多用して墓地にたまるようなデッキであれば「スケープゴート」のように使えるかもしれません。
3.展開パターン
全ての展開パターンを説明していると正直キリが無いので、最重要の展開以外は初手とそこからできる盤面のみ書きます。
リンク出てから文字に起こすのは非常に面倒になったんだ…許してクレボンス
結局1つを除いて全部書きました。
(以降、ns=召喚,ss=特殊召喚,Ls=リンク召喚,Ss=シンクロ召喚,ssssグリッドマン)
・重要な動き①「ホワイトローズ+レッドローズ(先攻)」
「ホワイトローズドラゴン」の効果があるので「レッドローズドラゴン」は手札か墓地にあれば大丈夫です。
1.レッドローズns
2.ホワイトローズss
3.レッドローズ+ホワイトローズでブラックローズSs
4.チェーン1ブラックローズの全体除去効果→チェーン2レッドローズ効果(ブルーローズss抱香サーチ)→チェーン3ホワイトローズ効果(にん人墓地へ)
5.ブラックローズで破壊されたブルーローズ効果でブラックローズss
これがKONAMI様も想定しているであろう、基本的な展開パターンとなります。チェーンの組み方を間違えると大問題!!!……ということは実際にはなかったりするんですよね←(どうせ抱香のコストにするのでどっちが生き残っても変わらない)
ここからが重要な動きです。
6.ブラックローズを墓地へ送り抱香発動(ダンディライオンサーチ)
7.ダンディライオンを捨ててにん人ss
8.綿毛トークン×2ss
10.にん人をリリースしてジャスミン効果(スポーアss)
11.ジャスミン+スポーアでハリファイバーLs
12.ハリファーバー効果(スチームss)
13.ハリファイバー+スチームでアークロードパラディオンLs
14.スチームトークンss
15.アークロードパラディオンでマギアスパラディオンLs
16.スチームトークンをリリースしてマギアスパラディオンのリンク先にスチームss
17.マギアスパラディオン効果(神樹のパラディオンサーチ)
18.マギアス+スチームでハリファイバー(2体目)Ls
19.スチームトークンss
6と7の過程が重要で抱香でサーチしたダンディをホワイトローズで落としたにん人で捨てています。先ほどにん人に拘った理由が分かっていただけたと思います。この展開はどの展開でも隙を見てやるので覚えておきましょう。
20.墓地のダンディライオンを除外してスポーアss(レベル1→4)
21.スチームトークン+スポーアでガーデンローズメイデンSs
22.ガーデンローズメイデン効果(ブラックガーデンサーチ)
23.神樹のパラディオンss
24.ガーデンローズメイデン+神樹のパラディオンでPSYフレームロードΩSs
25.ブラックガーデン発動
26.墓地のガーデンローズメイデン効果(ホワイトローズss)
27.ローズトークンを相手場にss
28.ブラックガーデン効果(ローズトークン×1を破壊→スチームss)
29.ホワイトローズ+スチームでF.A.ライトニングマスターSs
30.スチームトークンss
スチームトークン+スポーア(ダンディ除外)でローズメイデンを作れるのがポイントですかね。パラディオン展開でssできる3チューナーも確保しているのでそのまま8シンクロに繋げられています。
Ωの所はサベージの方が良くなイカ?と思われるかもしれませんが「Ωでローズメイデンを使いまわしたい」「そもそもサベージ”も”出す」ということでここではΩです。
~相手ターン~
31.Ω効果(ローズメイデンを墓地へ)
32.相手が何かした処理後Ω効果(ハンデス)
33.32の処理後にハリファイバー効果(シューティングライザードラゴンss)
34.スチームトークン+ライザーでヴァレルロードSドラゴンSs
35.サベージ効果(アークロード装備→1000upカウンター×3)
スチームトークンとライザーで相手ターン中にサベージを出しています。自分のターンで出すより妨害を受ける可能性がありますが、Ωでローズメイデンを再利用できるのでこっちの方がいいのかなと思います。
以上がレッドローズ+ホワイトローズによる先攻展開となります。しかし先ほど気づいたのですが、先攻展開なら無理にブラックローズで破壊する必要もなかったんですよね…(破壊した場合と比べてブルーローズが場に残せる)
ブルーローズドラゴン「コンニチワ!」
ちなみに、、、、
ブルーローズドラゴンが残っていればこんな展開をすることもできます。
ブラックガーデンで打点が下がったモンスターをラグナゼロで破壊できます。また、後の展開でも使いますがハリファイバーからのライザー+ローズトークンでトリシューラを相手ターンに投げることが出来ます。ブラックガーデンをかなり美味しく使えるので自分も使いたいですがラグナゼロの枠がありませんでした(小声)
・重要な動き②「ホワイトローズ+レッドローズ(後攻)」
①と同様の手札からワンキルに持ち込む方法を紹介します。
…とはいっても①から少し変わるだけです。
まず16ではスチームトークンをリリースしてスチームをssしていますが、ここでスチームトークンでリンクリボーをLsし、リンクリボーをリリースしてスチームをssします。スチームの場所はどこでもいいです。
ここからは24以降が少しだけ変わります
24.ガーデンローズメイデン+神樹のパラディオンでヴァレルロードSドラゴンSs
25.サベージ効果(アークロード装備→1000upカウンター×3)
26.ブラックガーデン発動
27.墓地のガーデンローズメイデン効果(ホワイトローズss)
27.ローズトークンを相手場にss
28.ブラックガーデン効果(ローズトークン×1を破壊→スチームss)
29.ブラックローズ+スチームでライトニングマスターSs
30.スチームトークンss(攻撃表示)
サベージ(4000)+ライトニングマスター(2100)+ハリファイバー(1500)+スチームトークン(100)=7700
そのままスチームトークンをリリースしてリンクリボーを蘇生すれば+300で8000になり、全体除去を挟んでいるのでそれさえ通ればワンキルになります。
ぶっちゃけ少しでも上振れてればヴァレルソード+ブラックローズでワンキルできるんですけどね
・重要な動き③「ハリファイバー+ssできるレベル2」
これもまた重要な展開となります。今回はssできるレベル2は闇薔薇の妖精とします。
ハリファーバーを出すところまでは省略します。
1.ハリファイバー効果(レッドローズss)
2.闇薔薇の妖精ss
3.レッドローズ+闇薔薇でローズメイデンSs
4.チェーン1ローズメイデン(ブラックガーデンサーチ)→レッドローズ効果(ホワイトローズss抱香サーチ)
5.ローズメイデン+ハリファイバーでアークロードLs
6.アークロードでマギアスLs
7.墓地のローズメイデン効果(レッドローズss)
8.レッドローズ+ホワイトローズでライトニングマスターSs
9.チェーン1マギアス効果(神樹のパラディオンサーチ)→チェーン2ホワイトローズ効果(にん人墓地へ)
10.マギアスを墓地へ送って抱香発動(ダンディサーチ)
11.ダンディ捨ててにん人ss
12.綿毛トークン×2ss
ライトニングマスターを出しつつジャスミン展開に持ち込めています。
14.ジャスミンのリンク先に神樹のパラディオンss
15.神樹のパラディオンをリリースしてジャスミン効果(スポーアss)
16.ジャスミン+スポーアでハリファイバー(2体目)Ls
17.ダンディ除外してスポーアss(レベル1→4)
18.にん人+スポーアでサベージSs
19.サベージ効果(アークロード装備→1000upカウンター×3)
20.ブラックガーデン発動
以上がこの展開となります。
ローズトークン+ハリファーバーで出したライザーでトリシューラを出せるのがポイントです。ハンド次第では①や②のような展開にも持ち込むことが可能です。
・その他の展開①「マスマティシャン1枚」
ローズドラゴンでは数少ない1枚初動の展開となります
1.マスマティns(中央)
2.マスマティ効果(ダンディ墓地へ)
3.ダンディ効果(綿毛トークン×2ss)
5.ジャスミン効果(マスマティリリース→スポーアss)
6.ジャスミン+スポーアでハリファイバーLs
12.ハリファーバー効果(スチームss)
13.ハリファイバー+スチームでアークロードパラディオンLs
14.スチームトークンss
15.アークロードパラディオンでマギアスパラディオンLs
16.スチームトークンをリリースしてマギアスパラディオンのリンク先にスチームss
17.マギアスパラディオン効果(神樹のパラディオンサーチ)
18.マギアス+スチームでハリファイバー(2体目)Ls
19.スチームトークンss
ぶっちゃけ①の展開と大筋は同じです。
20.墓地のダンディライオンを除外してスポーアss(レベル1→4)
21.スチームトークン+スポーアでガーデンローズメイデンSs
22.ガーデンローズメイデン効果(ブラックガーデンサーチ)
23.神樹のパラディオンss
24.ガーデンローズメイデン+神樹のパラディオンでヴァレルロードSドラゴンSs
25.サベージ効果(アークロード装備→1000upカウンター×3)
26.ブラックガーデン発動
この展開ではローズドラゴンは絡んでいないので必然的にメイデン墓地に残ります。
先程の展開同様、ハリファイバーから出したライザーとローズトークンでトリシューラを相手ターンに投げられます。
・その他の展開②「ハリファイバー+ホワイトローズ」A
一見、「ハリファイバーでレッドローズを用意できるのだからレッドローズ+ホワイトローズの展開になるのでは?」と思われてしまうと思います。
しかし、逆に言うと「レッドローズを用意するためにハリファイバーを使ってしまっている」ということになります。
なので先攻展開としては少し微妙になってしまっているかも
1.ハリファーバーLs
2.ハリファーバー効果(レッドローズss)
3.ホワイトローズss
4.ホワイトローズ+レッドローズでブラックローズSs(中央)
5.チェーン1:ホワイトローズ(にん人墓地へ)→チェーン2:レッドローズ(ブルーローズss抱香サーチ)
6.ハリファイバーを墓地へ送って抱香発動(ダンディサーチ)
7.ダンディ捨ててにん人ss(右端)
8.ダンディ効果で綿毛トークン×2ss
9.綿毛トークン×2でジャスミンLs(右のEXモンスターゾーン)
10.ジャスミン効果(にん人リリース→スポーアss)
11.ブラックローズ+スポーアでサベージSs
12.サベージ効果(ハリファイバー装備→750upカウンター×2)
13.ダンディ除外してスポーアss(レベル1→4)
14.ブルーローズ+スポーアでΩSs
先攻展開としては少しぱっとしませんね。
しかし後攻の場合はブラックローズドラゴンの効果を使用したうえで、モンスターをもう1体用意できればヴァレルソード+ブラックローズでワンキルできます。
・その他の展開②「ハリファイバー+ホワイトローズ」B(11月29日追加)
上記の展開だと少し物足りなかったので同様の手札から別の盤面も考えてみました。
1.ハリファーバーLs
2.ハリファーバー効果(スポーアss)
3.ホワイトローズss
4.ホワイトローズ+スポーアでガーデンローズメイデンSs
5.メイデン効果(ブラックガーデンサーチ)、ホワイトローズ効果(にん人墓地へ)
6.ハリファイバー+メイデンでアークロードLs
7.アークロードでマギアスLs
8.バルブ除外してスポーアss(レベル1→2、マギアスの下)
9.マギアス効果(神樹サーチ)
10.マギアス+スポーアでハリファイバー(2体目)Ls
11.神樹ss
12.メイデン効果(ホワイトローズss)
13.ホワイトローズ+神樹でライトニングマスターSs
14.ブラックガーデン発動
サベージやΩは立ちませんがライトニングマスター+相手ターンにトリシューラを投げられます。Aの展開とは一長一短なので状況や相手に応じてという感じでしょう。また、ホワイトローズの効果が必須ではないのでハリファイバー+ssできるレベル4ででできる展開と思ってもいいかもしれません。
その他の展開③「ハリファイバー+デストルドー」(11月29日追加)
最近これでも展開できることに気付いたので紹介します。当然ハリファイバーを作る時にはデストルドーを使えないので注意!
1.ハリファイバー効果(スチームss)
2.スチーム対象にデストルドーss(レベル7→4)
3.ハリファイバー+スチームでアークロードLs
4.スチームトークンss
5.アークロードでマギアスLs
6.スチームトークンリリースしてスチームss(マギアスの下)
7.マギアス効果(神樹のパラディオンサーチ)
8.マギアス+スチームでハリファイバー(2体目)Ls
9.スチームトークンss
10.スチームトークン+デストルドーでメイデンSs
11.メイデン効果(ブラックガーデンサーチ)
12.神樹のパラディオンss
13.神樹のパラディオン+メイデンでサベージSs
14.サベージ効果(アークロード装備→1000upカウンター×3)
15.ブラックガーデン発動
マスマティシャンと同様の展開ができます。デストルドーでライフを半分失った代わりにジャスミンやスポーアなどがまだ使える状態にあります。
その他の展開④「ハリファイバー+ss出来るモンスター1体」(11月29日追加)
正直、完全に事故ハンです。でもどこまで動くか………と考えた時に最善だと思う動きを考えたので載せておきます。今回はジェット+バルブという手札でバルブがss出来るモンスターとして書きます。
1.ジェットns
2.ジェットでリンクリLs
3.バルブ捨ててジェットss
4.ジェット+リンクリでハリファイバーLs
5.ハリファイバー効果(スチームss)
6.ハリファイバー+スチームでアークロードLs
7.スチームトークンss
8.アークロードでマギアスLs
9.バルブss(マギアスの下)
10.マギアス効果(神樹サーチ)
11.バルブリリースしてスチームss
12.マギアス+スチームでハリファイバー(2体目)Ls
13.スチームトークンss
14.神樹のパラディオンss
15.スチームトークン×2+神樹のパラディオンでメイデンSs
16.メイデン効果(ブラックガーデンサーチ)
17.ブラックガーデン発動
妨害は相手ターンに出すシンクロ体1枚のみとなります。何もしないよりはマシでしょう。メイデンが破壊されれば次のターンにでもメイデンでライザーを蘇生してハリからヴァレルソードを作ったりできます。
ちなみにハリファイバー単騎でできる展開は思いつきませんでした。誰か考えて(BF-投げ槍のカマキリ)
4.参考デッキレシピ
色々考えたうえでこのような構築になりました。参考までにどうぞ。
上で触れなかったカードについて説明しておきます。
・ボルトヘッジホッグ
おろかな埋葬で用意できるレベル2、ジェットシンクロンや渓谷のコストとして便利、このカード+デストルドでハリファイバー+レベル2の展開が出来る……などの理由で採用しました。意外と小回りが利いて便利です。一応黒庭ライン。
・ドッペルウォリアー
闇薔薇の妖精は残念ながらこのカードに変わりました。ハリファイバーを作るにあたって墓地を経由することが多いので簡単に出すことが出来ます。ドッペルトークンが出てくるので上記の展開よりも強い展開を作れるかも。トークン置く場所間違えると展開止まりかねないので注意。黒庭ライン。
・手札誘発
とりあえずGで止まりたくないのでうららは採用しました。Gについてはできれば引きたくないカードも多いので幻創竜ファンタズメイの方が良いかもしれません。…と思っていたのですがライザーのレベル調整でレベル2が必要なのでGはあった方が良いかもしれません。また、死者蘇生などでssすればハリファイバー+ssできるレベル2の展開に入れるのもポイント高いですね。
・竜の霊廟
レッドローズドラゴンかデストルドーを墓地へ送ります。実質このカード+ホワイトローズorボルヘジなどで上記の展開に入ることもできます。もともとはガードオブフレムベルとサイバースガジェットが入っていたのでその名残でもあります。(サイバースガジェットを素材にハリファイバーを出すとレベル2のトークンが用意できる)。余ってたら黒庭ラインのブルーローズを落としておくと小回りが利くかも。
・グローアップバルブ
このカードは説明というより注意点が一つあります。基本的にハリファイバーを立てる際にこのカードの効果を使うのは避けた方が良いです。理由としては「落ちると展開に支障をきたすカードがある」からです。神樹のパラディオンや抱香辺りですね。そのためマスマティからハリファイバーを立てるなら、ジェットを使うなどよく考えた方が良いです。バルブを初動として使わなければならない場合は……
祈りましょう
・水晶機巧ハリファイバー×3
3枚はやりすぎだろwww
と思われるかもしれませんが先攻展開でどうしても2枚使ってしまうので、返しのターンでヴァレルソードを作る際に必要になります。今のところ多いと感じたことはありません。
5.おススメカード(11月29日追加)
今回採用していないカードでおススメを紹介します。
・E-HEROヘルブラッド
フォトンスラッシャーと同条件でssすることが出来るレベル2です。特別おしゃれな動きはありませんが一番安定したレベル2枠だと思います。闇属性なので闇の誘惑などと一緒に採用できるかもしれません。
・クロクロ―クロウ
闇属性さえいれば手札からssできます。ローズドラゴンは全部闇属性なので腐ることは少ないです。多くのssできるレベル2が同名ターン1なので複数種類に散らしておくと事故が減ると思います。
ライトステージでリリーベルをサーチしてリリーベルの効果で自身をssします。フィールド魔法でレベル2を用意できるのがポイントですね。テラフォーミングで竜の渓谷と使い分けられるのも大きいです。また、ライトステージで伏せを1枚止められるので後攻の時には役に立ちそうです。素引きが弱いという弱点があります。一応黒庭ライン。
・サイバースガジェット
上でも書きましたがこのカードを素材にハリファイバーを出すとレベル2のトークンを作ることが出来ます。このカードを採用する場合は霊廟でガードオブフレムベルを落としたり、手札誘発としてエフェクトヴェーラーを採用するなどしてこのカードが腐らないよう構築すると良いです。最悪蘇生効果を使わずともデストルドーがあれば展開できます。
・スクラップリサイクラー
ジェットシンクロンを落とすことでハリファイバーを出せます。また、ボルトヘッジホッグも落とせるので臨機応変に使えるカードだと思います。スクラップワイバーンを絡めた展開が出来るかもしれませんが自分は枠が無いので考えませんでした。
・No.103 神葬令嬢ラグナ・ゼロ
凄い久しぶりに見たという人も多いカードだと思います。ブラックガーデンがあると相手モンスターの攻撃力が勝手に下がるので非常に相性がいいです。このカードを採用する場合はパラディオン枠として星辰のパラディオンあたりも積んでいいかもしれません。黒庭ライン。
・クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン
「メイデン+神樹のパラディオンで出せる」「メイデンの効果で墓地からssできる」などの理由でおススメのカード。サベージは蘇生した際には効果を使えませんがこのカードなら問題なく使えます。
・BFーフルアーマード・ウィング
メイデンでブラックローズをss→ブラックガーデンでスチームssでシンクロすることが出来ます。大正義完全耐性。
このデッキで戦闘耐性まで付けるのは無理なので環境次第といったところでしょうか。神樹の守護獣牙王でもいいかもしれません。
・閃刀機ーイーグルブースター
このデッキはハリファイバーやジャスミンにうららや泡影を当てられると非常につらいです。このカードならばその辺をケアできるので十分採用圏内です。
・貪欲な壺
ひとつの展開でかなりエクストラを消費するので発動に困ることはあまり無いです。フリーで使う分には採用を検討できると思います。
・永続系のロックカード
レベル2ss枠として闇薔薇の妖精を採用する場合には採用しておくといいです。上でも書きましたが虚無空間や王宮の勅命、他にはデッキロックなども検討できるかもしれません。
勅命と虚無はブラックガーデンと相性が悪いので採用するなら気を付けた方が良さそうです。
6.最後に
このデッキはかなり色々なことが出来るが故に「エクストラが足りない」という壁によくぶつかります。そのため「いかに省エネな展開を使えるか」「複数の展開パターンで共通のエクストラを多く使う」などすることによってエクストラに余裕を持たせることが大切だと思いました。
自分がこのデッキを考え始めた時は他に良い案が転がっていなかったので、自分の意見が参考になってくれれば幸いです。ガーデンやブラックローズを複数積んでジワジワ戦うタイプもありますが今回の構築とはまた別のものになります。
それでは本日はこの辺で!分からないことがあったらTwitter(@KAMAKIRIyugioh)まで!
ルールを守って楽しくデュエル!