絶望神アンチホープから学ぶバトルステップ
お久し鰤っ子姫(ブリンセス)!
突然ですがこのカード
絶望神アンチホープ
このカードの②の効果は見た分かる通り
「このカードが戦闘を行うバトルステップ中に1度、〜略」
とあります。
ということでみなさんが絶望神アンチホープを使うときに困らないように
ここでバトルステップについて絶望神アンチホープの効果を見ながら
バトルステップの復習をしていきたいと思います。
「バトルステップのことなら聞くまでもないZE!」
という人はスルー推奨です
バトルステップに入る前に
バトルフェイズに入るとバトルステップ前に必ずスタートステップに入ります
このステップではフリーチェーンの妨害を打てます
「バトルフェイズに入ればアンチホープは無敵だずぇぇ!!」
…といっているとこのステップで妨害されてしまいます
最近のカードだとヴァレルソードドラゴン
こいつにはアンチホープはどう足掻いても勝てません
スタートステップに守備にされると耐性もクソもないですしおすし
バトルステップの流れ
ここからが本題です。
バトルステップはスタートステップもしくはダメージステップの後に必ず訪れるステップです。
この時、ターンプレイヤーは攻撃宣言を行う前にカードを発動することが可能です。
ライトニングにアンチホープで攻撃宣言する前にブレスルなどで無効にできるってことです。(スタートステップで打てばよくね?)
一方、非ターンプレイヤーはこのタイミングで動くことはできません。
・ターンプレイヤーがカードを発動した場合
・ターンプレイヤーが攻撃宣言をしてさらに優先権を放棄した場合
上記の場合に行動が可能になります。
相手のライトニングが攻撃宣言を行う前に強脱で戻すことはできないということです(だからスタートステップに…((ry)
ついでに言うとこのタイミングで絶望神アンチホープの効果は発動できません。
バトルステップではありますが「このカードが戦闘するバトルステップ」かまだ分からないからですね。
攻撃するモンスターの選択
ここで攻撃宣言に必要なコストを支払います。
霞の谷のファルコン辺りが代表的でしょうか。
藍神は「邪神の攻めには生贄を伴う、それは貴様らのライフだ!!!(曖昧)」
とのたまっていますがクリムゾンノヴァトリニティは攻撃宣言時に効果を発動して支払い(?)ます。
攻撃目標の選択&攻撃宣言
・攻撃対象選択の効果適用(ノーブルドノワールなど)
・攻撃対象に選択された時のモンスの効果の適用ター効果の発動(デコイドラゴンなど)
・攻撃宣言時に発動する表側表示の効果の発動(モンスターBOXなど)
攻撃宣言を行ったら上記のような「攻撃宣言時に発動する誘発効果」を最初に発動します。
ノーブルドノワールは永続効果なので当然このチェーンを組む前に適用します。
複数発動する場合は当然ですが
1.強制の誘発効果(ターンプレイヤー)
2.強制の誘発効果(非ターンプレイヤー)
3.任意の誘発効果(ターンプレイヤー)
4.任意の誘発効果(非ターンプレイヤー)
の順にチェーンを組んで処理します。
ここでは例外としてスペルスピードは完全に無視してチェーンを組みます。
例えば墓守の暗殺者
の攻撃宣言時に相手の場にモンスターBOXが発動していたとします。
墓守の暗殺者の効果は本来スペルスピード1で、モンスターBOXは永続罠であるためスペルスピード2の効果です。
しかしこの場合は上記のルールに従い
チェーン1:モンスターBOX(非ターンプレイヤーの強制効果)
チェーン2:墓守の暗殺者(ターンプレイヤーの任意効果)
とチェーンを組んで発動します。
攻撃宣言時に発動するミラーフォースなどは上記のチェーンを組み終わった後に続けてチェーンを組みます。
任意で発動できる強制脱出装置などもここでチェーンして発動できます。
絶望神アンチホープの効果も同様です。
しかし1〜4の処理が無かった場合などに優先権で最初に絶望神アンチホープの効果を使うのはやめた方がいいです。
チェーンしてミラーフォースなどを打たれたら一瞬で吹き飛びます。
基本的にはこのタイミングでは絶望神アンチホープに害を与えるカードが発動したらそれにチェーンして発動するだけでいいです。
バトルステップ終了前のフリーチェーン発動タイミング
絶望神アンチホープを運用するうえで最も重要となるタイミングです。
攻撃宣言時とダメージステップの間のタイミングです。
ここではフリーチェーンのカード以外は発動することはできません。
攻撃宣言時に発動しなかったミラーフォースなどは使えません。
ダメージステップに入る前に何度でもタイミングはあります。
攻撃宣言時に相手が何も使わなかった場合、
ここで絶望神アンチホープの効果を使いましょう。
ヴァレルロードドラゴンの攻撃宣言時に打点を下げる効果を使われた場合、このタイミングで絶望神アンチホープの効果を使うことでコントロール奪取を回避できます。
ダメージステップへ
上記のタイミングでお互いに優先権を放棄した時点でダメージステップに入ります。
今回はバトルステップについてのためダメージステップの話はしません。
バトルステップの巻き戻しについて
みなさんご存知の通りバトルステップには巻き戻しというルールが存在します。
たまに勘違いする人がいるので説明しますが
「ターンプレイヤーから見て相手モンスターの数が増減した場合」
に攻撃対象を変更する、もしくは攻撃を止めるか選ぶことが出来ます
・ダメージステップに入ってからのモンスターの増減
・攻撃側のモンスターの増減
・モンスターの表示形式の変更
これらの場合は巻き戻しは発生しません。
例外としてダイレクトアタッカーが直接攻撃を宣言した時に効果を無効にされた場合には巻き戻しが発生し、攻撃対象を改めて選ぶことが出来ます。
最近では閃刀姫ハヤテでよく起こることなので覚えておきましょう。
書いてるときに知ったのですが、
ダメージステップで効果を無効にされてもダイレクトアタッカーの直接攻撃は続行されるみたいですね。
迷い風などを打たれた場合に起きそうです。
また、巻き戻しが発生し攻撃対象を変更した場合、改めて攻撃宣言をするわけではありません
そのためミラーフォースなどのような攻撃反応のカードは使用できません。
しかし、マジシャンガールや悪シノビのように「攻撃対象になった時」とあるモンスターの効果は使用できます。
おわり
基本的にはwikiに書いてあるので詳細が分からなければ確認してください。
バトルステップというかバトルフェイズ全般は曖昧にしか理解していない人が多いです。
トラブルの原因となる確率も高いので気を付けましょう!
今回の記事で一つだけでも得られることがあったのなら嬉しいです。
アンチホープは超量剛鬼型が板!(個人の感想です)
もし間違いがあった場合遠慮なく指摘してください。
では!